どこまでも不器用で、 スペシャルなことよりも、 やりきれないことの方が多かったほろ苦い記憶。 それでもどこかあったかい、そんな記憶ってどんなでしょう。 それは淡い恋の記憶でしょうか? その音楽を聴いて思い出すのは、 少し切なくて、それでもあったかくて、 いつも優しくそこにある、そんな懐かしい記憶。 ついに告白できずに迎えてしまった、卒業式の朝の教室。 自転車を押しながら、女の子の家と近くの小学校を何度も往復した、別れ難いあの夜。 手も握れず、話すことも出来ずに、ただうつむいていた、住宅街の小さな公園。 最後の電話の向こうで、賑やかに響く近所の子供たちの歓声。 すれ違うばかりで、 指と指の間をすり抜けていった 淡い想い。 フェードイン、 フェードアウトを繰り返しながら、 そんな記憶の断片が、 スライドのようにゆっくりと 切り替わっていきます。 あの頃流行った歌でもないのに、 そんな記憶を呼び覚ましてしまうというのは、 その音楽がぼくらにくれる愛情と 遠い記憶を見つめるぼくらの視線とが まったく同じ分子で出来上がっているからなのでしょうか。 とても素敵なライブがあります。 名前を聞いて驚かれる方も多いでしょう。 ついに念願の北陸初登場。 haruka nakamura 氏、nowhereに登場です。 確かな演奏力に裏付けられたharuka氏の美しいピアノ。 夜の魔法のようにささやく、Mujika Easelさんの歌声。 そして夢と現をつなぐ、船橋陽氏のサキソフォンの音色。 受け継がれて行く、 真の芸術としての音楽を追求する3人の音楽家の、 三者三様のそれぞれの歌心が、 北陸の深くて遠く広がる星空に、 どんな記憶を呼び覚ましてくれるのでしょうか。 haruka nakamura with 舩橋 陽 & Mujika Easel ■2009年10月11日(日) ■19:00開場/20:00開演 ■予約・前売¥2,500(w/1Drink) 当日¥2,800(w/1Drink) LIVE ■haruka nakamura with 舩橋 陽 ■Mujika Easel チケットはnowhere webshop、または店頭にて。 ご予約はこちらから。 nowhere_else_net@yahoo.co.jp。
by nowhere-else
| 2009-09-16 20:58
| 音楽やイベントのこと
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