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優しくてほろ苦い、遠い記憶のような。

どこまでも不器用で、
スペシャルなことよりも、
やりきれないことの方が多かったほろ苦い記憶。
それでもどこかあったかい、そんな記憶ってどんなでしょう。

それは淡い恋の記憶でしょうか?

その音楽を聴いて思い出すのは、
    少し切なくて、それでもあったかくて、
        いつも優しくそこにある、そんな懐かしい記憶。

ついに告白できずに迎えてしまった、卒業式の朝の教室。
自転車を押しながら、女の子の家と近くの小学校を何度も往復した、別れ難いあの夜。
手も握れず、話すことも出来ずに、ただうつむいていた、住宅街の小さな公園。
最後の電話の向こうで、賑やかに響く近所の子供たちの歓声。


すれ違うばかりで、
優しくてほろ苦い、遠い記憶のような。_a0050955_20253946.jpg指と指の間をすり抜けていった
淡い想い。
フェードイン、
フェードアウトを繰り返しながら、
そんな記憶の断片が、
スライドのようにゆっくりと
切り替わっていきます。

あの頃流行った歌でもないのに、
そんな記憶を呼び覚ましてしまうというのは、
その音楽がぼくらにくれる愛情と
遠い記憶を見つめるぼくらの視線とが
まったく同じ分子で出来上がっているからなのでしょうか。


とても素敵なライブがあります。
名前を聞いて驚かれる方も多いでしょう。
ついに念願の北陸初登場。

haruka nakamura 氏、nowhereに登場です。

確かな演奏力に裏付けられたharukaの美しいピアノ。
夜の魔法のようにささやく、Mujika Easelさんの歌声。
そして夢と現をつなぐ、船橋陽のサキソフォンの音色。

受け継がれて行く、
真の芸術としての音楽を追求する3人の音楽家の、
三者三様のそれぞれの歌心が、
優しくてほろ苦い、遠い記憶のような。_a0050955_20425657.jpg北陸の深くて遠く広がる星空に、
どんな記憶を呼び覚ましてくれるのでしょうか。



   haruka nakamura  with  舩橋 陽
            &
        Mujika Easel

     ■2009年10月11日(日)
     ■19:00開場/20:00開演
     ■予約・前売¥2,500(w/1Drink) 
      当日¥2,800(w/1Drink)

     LIVE
     ■haruka nakamura with 舩橋 陽
     ■Mujika Easel



チケットはnowhere webshop、または店頭にて。
ご予約はこちらから。
nowhere_else_net@yahoo.co.jp
by nowhere-else | 2009-09-16 20:58 | 音楽やイベントのこと
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