「黒い財布を持っていると、分不相応な買い物をする。」 占い師の先生に言われました。 数ヶ月前に勢いで買ったアコースティックギターも、 弾けないぼくにはかなり分不相応な買い物です。 「運命の出会いだとか言って、お金が無くても買っちゃうのよね~。」 全くその通りのことを口走っていたように思います、はい・・・。(汗) さて、もともとギターの音は大好きだったのですが、 いざ自分でも弾き始めると、 以前は気にしていなかった音色の違いにも興味がわいてきます。 最近では、クラシックギターのCDなんかも聴くようになりました。 そんな先週の金曜日のこと。 おなじみ射水市の「とやまの家」で、 クラシックギターのライブがあるっていうので 行ってまいりました。 スペインギターコンテスト優勝のギタリスト 大橋俊希さん(写真右が演奏前の大橋さん)による、 クラシックギターライブです。 もうほんと、実に、実に、実に素敵でした! アコースティックギターの音色が、きらきらとゆれる木漏れ日だとしたら、 クラシックギターはまるで、深く優しい海のよう。 彼の指が最初の一音を爪弾いたその瞬間、 情感にあふれた豊かな音色が、 時間も空間も軽々と飛び越えて、 ぼくらを古のヨーロッパの街角へ連れ去ります。 ぼくらはひととき時間旅行の旅を楽しむことになります。 ギター一年生のわたくし、 もちろん真正面から彼の指先ばかり凝視しておりましたが、 10本の指という指がまるですべて独立した生き物のように 縦横無尽にギターの上を走り回って、 もう圧巻の光景でございました。 確かな技術に支えらたひとときの時間旅行の旅、 みなさまもぜひ、いかがでしょう。 蛇足ながら、 淡々と繰り出される彼のMCトークがまた結構笑えました・・・。
by nowhere-else
| 2007-10-29 17:31
| 音楽やイベントのこと
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