ただ袖に腕を通すことに意識をむけてみる。
白いご飯を何回か噛むことに。 ページをめくるその瞬間に。 たまにそんなことをしてみると、 普段どれだけいろんなものに注意を向けていないかがよく分かる。 すでに身についたパターンにただ身をまかせて、時間を過ごしているのかが。 豊かさってなんだと思う? おとつい友だちとそんな話になった。 そのときの答えのひとつはこんなこと。 豊かさって「感じることが出来る時間をもつこと」なんだと思う。 人によってはそれが、 なにかを創作することであったり 音楽を楽しむことであったり、 文化や伝統に親しむことであったり。 そしてその向こうにあるものは、 時間と追いかけっこをするような一日や、 いろいろな競争、人と比べることから、自分を切り離して、 「感じるための時間」を作り出すことなんだろう。 haruka nakamura さんたちの富山公演が、今年もあります。 7月末の富山公演の案内を作っているときに、haruka さんが言いました。 春と夏の間に木があるのですね。 イベントタイトルは、「夏椿」。 彼らの音楽もまた、 春と夏とを繋ぐ木のように、 ぼくらと、ぼくらの時間とを、そっと繋いでくれるものだと思います。 関東では予約開始まもなく完売ということも多い彼ら。 今回は、"いろのみ"から junya yanagidaira さんを招いての 貴重な公演になります。 なお今回の公演は、限定40名とさせていただきます。 ご予約はこちら。 nowhere_else_net@yahoo.co.jp お名前・ご連絡先・人数を明記の上、メールしてください。 ***************** 【夏椿 - live at nowhere】 ■2012年07月28(土) ■19:00開場/20:00開演 ■予約.3,000円(w1D)/当日.3,500yen(w1D) ■出演 : haruka nakamura / guitar, piano junya yanagidaira(ironomi)/ piano isao saito / drums yow funahashi / saxophone ***************** ◆出演者プロフィール ■haruka nakamura これまでに「grace」「twilight」Janis Crunchとの「12 & 1song」を発表。2012年、nujabes氏と制作していた3rd album「MELODICA」の発表を控えている。 HP www.harukanakamura.com ■junya yanagidaira ピアノとギター、そして有機的なエレクトロニクスによるユニット”いろのみ”で活動するピアニスト。2004年から即興のピアノ曲を作り始め、絵画、写真、映像、ショートフィルム、コンテンポラリーダンスなど、様々なアートのための音楽制作と演奏活動を行う。これまでに 「Seele」([co~]rec)や国内外のコンピレーションに参加。2011年にいろのみ音楽教室を設立し、都内を中心に幅広い年齢層に合わせた、独自のレッスンを展開している。 HP http://ironomi.com ■isao saito 打楽器奏者。大学在籍中より様々なバンドやアンサンブルでのライブやレコーディングを行い、都内・横浜での活動を始める。2009年にkadan「CASA」では「静寂を打ち鳴らす音」と批評され各メディアにて賞賛される。2010年にharuka nakamura 2nd Albam「twilight」に参加。「twilight」での新たな演奏方法にて注目を浴びる。現在では、haruka nakamuraのtwilight ensembleやバロック音楽と現代音楽の融合を行うradio baroque、総勢8名のプログレ即興バンドcubic minimal star orchestra等で日本各地で演奏活動を行っている。「音楽における時間と空間の関係」について日々研究・実験を重ねている。 ■yow funahashi サキソフォンを主に、即興演奏によるソロやセッション、リーダーユニットSHERPA、功陽樹での演奏活動を行う。また、舞台作品やファッションレーベルへの楽曲提供、演奏参加、更に、2008年からは美術家として音にまつわる作品を発表するなど、活動は多岐にわたる。2012年秋、RONDADEより1st albumをリリース予定。 blog http://yowfnhs.exblog.jp/
by nowhere-else
| 2012-06-27 14:44
| 音楽やイベントのこと
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