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【音楽と恋に落ちるような感覚】
プロのピアニストでも趣味のピアノの人でも、
音が違うっていうくらい豊かな音を出す人はいて、
そんな音を出されたときにはちょっと嫉妬してしまいます。
僕はピアノ、弾かないんですけれど。

この子はいい音を鳴らしますから大切に育てていきましょう。
子供の頃に友人が、ピアノの先生から言われたそうです。
彼女はピアノを生業にすることはありませんでしたが、
いまでもときどき鍵盤にむかっては、
自分や家族の「こころの旅」の案内人を
かってでるとのことでした。

僕はとくに海外の旅番組を見るのがとても好きなのですが、
いい音楽もまた、「どこでもドア」のように、
知らない世界へと一瞬で、僕らを連れ出してくれますね。

力強い音、自由な音、愛情深い音、
そして束縛されているように感じる音。
同じ楽器を使っても、演奏者によって
これだけ違う音が出るのはどうしてなんだろう。
不思議に思っていましたが、
どうやら演奏者と奏でる音との関係は、人と人との関係にも似ているのかな。
愛情が過ぎても足りなくても、人は与えた相応のものを返してくれるように、
量も重さも、そそいだ分の愛情をそっくり映して、
楽器は鳴ってくれるものなのでしょう。

音はその人そのもの。
そういえば人にそうであるように、
音にもフィーリングがあう音とそうでない音ってありますね。
音楽と恋に落ちるような感覚が、理解できる気がします。

さて、
Jean Philippe Collard Neven(ジャン・フィリップ・コラール・ネヴェン)
ソロ・ピアノ・コンサートが間近に迫ってまいりました。
モンス王立音楽院教授にして、1993年Dexiaコンクール第一位など各賞受賞。
そして様々なジャンルで活躍している才能豊かなベルギー人ピアニストです。

彼の奏でるピアノもまた、愛情豊かで、誠実で、
そして同時に、軽やかに空に舞い上がる自由さを持っています。
彼の素晴らしい音たちが、果たしてどんな人柄から奏でられているのか、
そのあたりにも注目して聴いてみたいものです。

今回の日本ツアーでは、各地で予約満席がつづく大好評のようで、
先日発売したCD「Between The Lines」も、売り切れ続出のとのこと。
富山はまだまだ余裕がありますので、
ピアノを習っているお子さんたちにも、ぜひ聴いて欲しいところです。

世界の音を、ぜひ間近でお楽しみください。


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  jean-philippe collard-neven ソロピアノ公演

  ■6月6日(月)
  ■19時開場/20時開演
  ■予約2500円(1D付)/当日3000円(1D付)
  ■会場 nowhere 富山県富山市下坂倉34-5
  ■試聴 http://nowhere-else.info/
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    ご予約はこちらから。 
       nowhere_else_net@yahoo.co.jp
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by nowhere-else | 2011-05-25 14:10 | 音楽やイベントのこと
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